STORY

生産者のこと
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AJB CO.

長野県野沢温泉にあるイギリス出身のトーマス・リブシー率いるマイクロブルワリー。
木樽熟成やサワービールを地元素材(なんと小麦まで!)を活かし、前衛的なビールを醸す。
アポなしで訪れたブルワリー訪問であったにも関わらず、快く歓迎してくれたトーマスさんとスタッフのみなさん。一緒に飲み語らい、最終的には地元のスナックで肩を組んでカラオケ大会。
AJBのスタッフの皆様のビールに対する思想に魅了され、るぷりんでは頻繁にオンリストしております。
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反射炉ビヤ

静岡県伊豆韮山にある世界遺産、反射炉に隣接するブルワリー。醸造に関わるスタッフみんなが個性派揃いで何をしてくれるのか目が離せない存在です。
2020年2月には、るぷりんチーム、ココファームチームでブルワリーまで押しかけてオリジナルビール〝psychedelic  supernova〟を仕込ませてもらいました。
AJBのスタッフの皆様のビールに対する思想に魅了され、るぷりんでは頻繁にオンリストしております。
中毒性があり食事との相性も面白いビールを造ろうぜなんて話しながら醸造の山田さんとすり鉢でスパイスを擦り、ビールに加える実験を重ね、たどり着いたスタイル〝スパイスサワーセゾン〟に挑戦。これが見事な仕上がりで、炭火焼きの熊肉や鹿肉と高相性。るぷりんだけで樽生で常設。また、750mlの大瓶に、るぷりんの内装デザイナーであり、画家として活躍されている平松麻さんにラベル制作もしていただきました。このラベルがまた、本当に素敵。るぷりん店頭で、または発送もできますので詳しくはlupulinbeer201269@gmail.comまでお問い合わせ下さい。
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タルマーリー

鳥取県智頭大背にある、天然酵母のパン屋さん。パン屋さんが造るビール。オーナーの渡邊格さん、麻里子さんの〝人〟〝自然〟〝菌〟に対する向き合い方と心意気に引き込まれました。まだブルワリーまでは伺うことができていないのですが、格さんの書かれた〝田舎のパン屋が見つけた「腐る」経済〟という本にはとても影響を受けたし、未だに考えさせられています。
ビールは地元の天然水でオーガニックの麦やスパイスを使用し、地元のフルーツや蜂蜜も使用。そして培養酵母は使わずに野生酵母だけで醸します。
いちじくからおこした野生酵母のビールなどなど、液体のパンをすぐにイメージできる、有機的でどこまでも優しい、唯一無二のビールを届けてくださいます。
るぷりんのコンセプトをご理解いただき、希少なビールを分けていただいております。
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松原農園

るぷりん創業当初に松原さんのワインを分けていただきたく、連絡してみると、松原さんがどういった想いでワインを醸しているのか、お話ししていただき胸が熱くなった時を鮮明に覚えています。
松原さんの目指すワインは〝ホームワイン〟。
「自宅で気兼ねなくどんな料理にも合うようなテーブルワイン。それが造りたい。だから、値段が高くては食卓に並ばない。だから僕は基本的には酒販店さんや飲食店さんには積極的には卸さず、各家庭、ご自宅に直接お送りしています。」
るぷりんのコンセプトである、〝生産者とお客様を繋ぐ店〟にご理解いただき、分けていただいております。るぷりん店頭でも〝松原農園 ミュラートゥルガウ2019〟1本¥3000(税抜)をお持ち帰りで販売いたしておりますので、ご来店の際はお土産にいかがでしょうか?
ドイツ原産品種のミュラートゥルガウのみで醸される松原さんのワインは、優しく瑞々しく、ピュアな印象。みんなを受け入れてくれるような懐の深さを感じるワインです。これがまた、炭火焼きの野菜との相性がたまらないのです。
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ココファームワイナリー

栃木県足利の日本代表するワイナリー。とはいえ栽培している葡萄品種もワインスタイルも、マイナー品種ばかりでマニアック。尖っていてかっこ良い。それでいてカジュアルラインから高級レンジまで幅広くアイテムをリリースされています。
ココファームとの思い出は語り尽くせないほどあるのですが、僕は勝手にココファーム友人だと思っているので、その友人の一人から聞いたエピソードの中から一つをこの場でご紹介。
ココファームはアメリカのオレゴン出身のワインコンサルタント〝ブルース・ガット・ラヴ〟氏を足利に招き入れ、世界に通用するワイン造りを目指しました。ブルース氏は足利の気候条件に向く葡萄品種の植樹、栽培方法、人材教育(この時、ブルース氏のもとでワイン造りを学んだ何人もの作り手達は、今では手に入りづらくなるほど人気生産者となり活躍されています。)を経て現在では北海道空知の岩見沢で受託醸造所を運営。
葡萄農家に醸造所をシェアする形で今も日本ワイン生産者を育て影響を与え続けている。彼が日本に来ていなかったとしたら、今の日本ワインを取り巻く環境は全く違っていたかもしれない。
そのブルース氏が日本に来て最初に勤めてココファームワイナリーは、〝こころみ学園〟という障害者支援施設が運営しており、ワイン造りは障害者の方の大切な仕事となている。
葡萄の木の選定から畑の雑草の処理、仕込みの時には瓶詰めからラベル貼りまで、自閉症の方が大活躍。
そんな環境がまだ整っていない、まだカオスな状態のココファームワイナリーに赴任したブルース氏
障害者の方たちとチームになり、ワイン造りを行い、共に生活する。いくら有能なワインメーカーと言えども、分野外の想定外の事で躊躇いや不満は無かったのか。。
ブルース氏はこう話したそうです。「来日したばかりで日本語がわからなかった僕も、障害者だったのさ。彼らも(園生)もうまく日本語を話せない。つまり、言葉が通じ合わない障害者同士だから通じ合えた。僕も彼らも同じさ。」
日本ワインをここまでの状況に押し上げてくれのは、こころみ学園の園生の方々のお陰では無いか。。
このエピソードを聞いてそう確信しています。
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サンバファーム

千葉県山武市で、ナイスガイの松島信也さんと奥様の沙由里さんが営む野菜農家。
飲食店向けでの販売がメインです。さいばいひんしゅは数え切れないほどですが、旬の素材によりメニューがころころ変わるるぷりんとは相性がよく、次の野菜はなんだろうと、いつもわくわく!
農園にお邪魔した際は、収穫体験や、その野菜で特別にBBQをさせてもらったり。
焼いて美味しい野菜も多いので、るぷりんではもちろん炭火焼きで。
2019年10月のおおがた台風の時には甚大な被害に遭われましたが、ご家族含め皆さま無事でした。しかし畑は大変なことになり、、、しかしそれでも逞しく復旧し農家の道を相変わらず邁進しておられます。
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四代目徳次郎

冬の寒さを利用して作られる天然氷。
国内でわずか5か所でしか作られておらず、年間で2月の1カ月間のみしか仕込めず、その年の気温や天気などの気象条件にも仕込み量は左右されるため、大変希少な天然氷。
るぷりん創業前に蔵元に直接伺い、かき氷を削る時の天然氷の扱い方を伝授していただき、天然氷の切り出し作業も体験させていただいたり、、、本当にたくさんの思い入れのある生産者です。
地球環境の変化と向き合いながら、四代目徳次郎は自然に誠実に向き合い活動されています。